STORY

第16話 嵐が呼ぶ必殺シュート

比較的ダメージの軽い選手を投入しての優勝決定戦。主力選手がメンテナンス中であるばかりか、キングスレーの強風でボールのコントロールすらままならない。加えてダークのラフプレーで選手は疲弊していくばかり。ダメージを負っても交代できないギリギリの状況下、どうにかゴールを守ろうとするシルバーキャッスルの選手達。中でもサッカーリーグ時の要となるウインディのメンテナンスが遅々として進まないのが痛かった。マグナムのふんばりや、GZの身を盾にしてシルバーの選手を守りぬこうとする闘志さえ、ダークのラフプレーの前には消耗していくばかり。だが、その不屈の闘志が奇跡を呼んだ。メッケルに電源を落とされたはずのウインディだったが、メンテナンスルームのモニターに映る仲間たちの奮闘ぶりに自力で活動を再開させる。頑固者のメッケルも、さすがにこの奇跡には脱帽。ウインディに復帰を許可した。ウインディの参戦に活気づくシルバーキャッスル。その頃、風の流れを読んでいた十郎太がついに風の道を開眼させ、次々に的確な指示を出していく。勢いに乗ったシルバーキャッスルはダメージも忘れて猛攻撃を開始。十郎太の指示のもと、マグナム、ウインディ、トップジョイの合体技がダークのゴールに突き刺さる!それがシルバーキャッスルの初優勝の瞬間だった。
一方、ギロチに呼び出されたセーガルは、シルバーキャッスルを助けたことを責められていた。何とセーガルはギロチの息子だったのだ。

マグナムエース:松本保典/マッハウインディ:置鮎龍太郎/キアイリュウケン:堀川 亮/ブルアーマー:茶風林/極十郎太:山口勝平/トップジョイ:小杉十郎太/GZ:堀 之紀/ルリー銀城:横山智佐/ギロチ:菅原正志/セーガル:千葉一伸/ゴールドアーム:梁田清之/ゴールドフット:立木文彦/ゴールドマスク:太田真一郎/ヒロシ:高乃 麗/マリコ:小山ゆかり/アナウンサー:山崎たくみ/ロガシー:坂東尚樹/エドモンド銀城・ナレーション:玄田哲章

脚本:稲荷昭彦/絵コンテ:赤根和樹/演出:赤根和樹/作画監督:吉松孝博

原画:富永真里、宮司好文、菅野利之、吉川博明、博多正寿、中島美子、小田真弓、中谷誠一/動画チェック:岡部 実/動画:スタジオ・ブーメラン、赤坂理恵子、山口善徳、増見寛二、西岡 忍、九 魔/色彩設計:中山しほ子/色指定:佐々木順子/仕上:九 魔、森岡由企子、天野一美、平山 忍、杉森 司/特殊効果:干場 豊(マリックス)/タイトル・リスワーク:マキ・プロ/背景:スタジオ・イースター、南沢貞子、高橋智子、藤井かおり、飯島寿治、川中俊也/設定協力:スタジオぬえ、島本和彦、石垣純哉/オープニングアニメーション(絵コンテ:赤根和樹/作画:山田浩之、都留稔幸、渡部圭祐、本橋秀之)/エンディングアニメーション(絵コンテ:こだま兼嗣/作画:遠藤裕一)/撮影:旭プロダクション、土岐浩司、新矢秀和、榊原 広、杉澤義雄/編集:鶴渕友彰/効果:横山正和/整音:大城久典、田中章喜/録音:APUスタジオ/音響制作:オーディオ・プランニング・ユー/現像:東京現像所/文芸:稲荷昭彦/設定制作:堀口 滋/制作助手:服部陽子/制作デスク:松村圭一/制作進行:田村一彦、小伏伸之/広報担当:栗原一路(テレビ東京)/音楽協力:テレビ東京ミュージック