アイアンリーガーWebスペシャル > スタッフコラム
 - Vol.1

アイアンリーガーの真実

インタビュー アミノテツロー -前編-

類を見ないSFスポーツアニメ「疾風!アイアンリーガー」
熱血、友情、勝利という言葉がストレートに心に届く作品を監督したのはアミノテツロー!

--どんなきっかけから始まったお仕事なんですか?

アミノ:最初は「スポルジャー7」というタイトルの企画だったんですよ。記憶によれば、スポーツの特徴を持ったロボット特捜隊の話だったのかな。それで「やらない?」と声をかけていただいて監督になったんですけど、打ち合わせをしていくうちに、「スポーツの特徴を持っているロボットの話なんだから、そのままスポーツをやらせようよ。」と安直な意見を出したら「良いんじゃない」と方向が変わっていった。それに正義の味方とはいえ、敵をバットやボールでやっつけるのは良くないでしょう。バットなんて特にねぇ(笑)。それで企画を練り直して、ああいうカタチになっていったわけですね。

--その時から、2頭身のロボットだったわけですか?

アミノ:そうですね。当初の企画書から親しみやすさとか子供向けという意味合いで2頭身だったなぁ、フル武装的なマグナムの原型が掲載されていたと思う。お話自体がスポーツものになるにしたがって、もうこれはロボットじゃなくてキャラクターなんだから、どんどん表情をつけていこうとなっていったね。鉄の固まりじゃなく、喜怒哀楽があるキャラクターなんだよって。

--2頭身ゆえに苦労した部分というのはありましたか?

アミノ:メカものをやるときにメカ自体に対するこだわりってあんまりないんだよね。僕の世代だとロボットというと「鉄腕アトム」や「鉄人28号」になるんだよね。自分でも「SDガンダム」を作っていたりするから、どちらかというと2頭身の方が感情移入しやすい。アイアンリーガーは頭身より大きさがうまくいったと思う。子供たちと同じ様な大きさの2頭身もありだったんだろうけど、公園のジャングルジムと同じで子供がよじ登れるくらいの大きさに設定したのは良かったよね。

--キャラの個性が際立っていたのもアイアンリーガーの特徴だと思いますが。

アミノ:それはね。あれだけデザインが際立っていると個性が出ざるおえないというか(笑)。人間なら髪型変えて目鼻顔立ち変えて、違う服着せてくらいだけど、アイアンリーガーは全身で主張してるからね。服着てこんな格好してるんじゃないからね。正直、キャラクター分けはしやすかったと思う。それと、このキャラクターだったからこそ各キャラクターの感情が出しやすく、キャラクター分けが際立ったというのはいえるだろうね。人間のキャラならオーバーになったりウソ臭くなってしまうところを、この2頭身のキャラだとこちらが託していることを言えてしまう。

--確かに人間のキャラクターでマグナムエースみたいな事をいうヤツがいたら胡散臭いですよね(笑)。

アミノ:だよね(笑)。

2002年5月20日(月)取材。

■次回、アミノ監督はスポーツがお嫌い!? につづく!

プロフィール

アミノテツロー
(現アミノテツロ)
1955 10 10 千葉県出身と言はれてゐるが、定かではない。記憶にございません。気づいた時には東京都世田谷区に。
代表作:
アイドル伝説えり子、アイドル天使ようこそようこ、あしたへフリーキック、マクロス7、爆走兄弟レッツ&ゴー、DTエイトロン、ぶぶチャチャ等。

Prev.

Home

Next